1994年11月に30万切る250CCとして発売
エンジンには信頼のある昔ながらの空冷シングル
250CCのカブといわれる位の燃費のよさ、街乗でリッター30キロ、ツーリングではリッター40キロを超えることも普通
賛否両論ある個性的なタンク(アリンコ、ラッキョ、涙、ティアドロップ 愛称多数あり)
カスタム度が高く、それでいてノーマルでもよし(好みにもよるが)
グラトラ仕様、BSA仕様、チョッパー仕様 カスタムしやすい シートは足つきがよく、車体も軽い 当然取り回しも楽ちん。
弱点はさびやすい(メッキ部分多し、磨く楽しさは味わえます。)
高速道路(最高速120キロ位か?)、峠・・・登りは20PSではきつい。ただし、下りではうまい人が乗ると速い・・らしい。
スピードやパワーを求めるのは酷だけど、風景を眺めながらゆったりと走るには最高のマシンです。
ボルのキーワードは 'まったり'、'トコトコ'、'ゆる〜い'、'極上の普通' そんな単車です。
VOLTYの由来(カタログより)
バイクはしばしば馬に例えられる。
馬を乗りこなす技術として馬術がある。
自分の意志を正確に伝えた証として「巻き乗り」=''VOLT''と言う乗り方があり、
''VOLTY''はこれに由来する。
自分の意志が忠実に伝わるバイクを目指す
「さよなら電車 さよなら車」とか・・・「極上の普通」 そしてちょっとごたわった箇所はこんな所でした。
【エンブレムのこだわり】 エンブレムには物語がある。シングルエンジンへの熱い思い(フィン・ピストン・カムを形どった外形)、人と馬(バイク)とのコミュニケーションのあこがれ(蹄鉄・鞭)、※TU-Xの思想すべてを織り込み、それを形にした。
※TU-Xの思想
Traffic Utillity -
Xebec/街・日常を海に例え、移動手段・移動時間を航海に例えたバイク造りの概念。必要最低限かつ充分なユーティリティを備えた3本マストの小帆船のようなパートナーとしてのバイク造りを目指す。
【安心の曲面】 「面」には感情がある。平面には冷たい表情、複雑な面にはにぎやかな表情と言った具合。シンプルな曲面には安心を抱かせると考えている。VOLTYのタンク曲面は「新しい」と感じるか、「古い」と感じるかは人それぞれだが、いずれも「安心」を感じる事だけは確かと考える。
【サイズの無意識】 人は何故か巨大な物には感動し、小さい物には愛着を感じる。理屈なんて存在しない無意識の世界だ。無理が無く、馴染みやすく、安心できるサイズを追求したVOLTYに愛着を感じるのも無意識の世界か?
【メッキの美学】 メッキには不思議な魅力がある。光り物を好む本能なのか、単にプラスチックが目立つ近年のバイクに対するアンチテーゼなのかは分からないが、メッキが好きな事は事実である。VOLTYのフロントフェンダー、リアフェンダー、クラブバー、ホイールにはついついメッキパーツを使ってしまった。
2004年6月絶版の道へ、めでたくプレミアが・・付かないか
TypeT
|
1994年発売 ボルの基本形
|
Type
U
|
立体エンブレム等、少し豪華版
|
Type
C
|
 タンデムシートをキャリアに変更され
キャストホイール、チューブレス装備のビジネスタイプ
|
Type T
|

折りたたみ式キャリア、ダブルシート、その他オリジナル装備 タイプ
|

|